源流域ネットワーク設立趣旨
釧路川には様々な人が集います。釧路川の風景や水辺に親しむ人、釣りやカヌーなどのレジャーをする人、農業や産業のために川とともに歩んでいる人、生活の中に川がとけ込んでいる人など、立場や考え方は違いますがたくさんの人が釧路川と関わっています。
その多くの人たちが共通して「釧路川を大切にしたい」という気持ちを抱いているのではないでしょうか。
これからの時代、より良い環境を保全し、創造する意義はますます大きくなってきています。それにともない、「釧路川を大切に」という声はさらに高いものとなるはずです。
このような中、カヌーガイドが手を結び合い、美留和橋のカヌー着け場の問題を発端とする「釧路川源流域ネットワーク」が1999年8月に設立されました。これまでに川の清掃やレスキュートレーニング、地域の子供たちを対象としたボランティア活動、学習会などを実施してきました。
これらの活動の中で、私たちは釧路川の流れる地域(以下「流域」とする)と生活、社会を学ぶことの大切さを強く感じています。これからは豊かで特色ある健全な流域社会を作り、今まで学んだことを子供たちに伝え、子供達が学び続けられる環境を保障するため、さらに充実した活動推進を図ります。
そこで、「源流域ネットワーク」を設立することとしました。

源流域ネットワーク憲章についてコチラから