日を追うごとに新緑が眩しい釧路川源流です。

この日はロングコースの途中美留里(みどり)橋を過ぎて10分ほどでしょうか、悠々と飛ぶオジロワシに出会いました。

新緑に紛れていて、見落とすところでした。
雄雌同色なので区別はつけられませんでしたが、
成鳥のようです。
キリッとした顔立ちで空を見上げては、時折釧路川を覗き、ウグイやアメマスなどの魚を狙っているようでした。

途中近づくと、大きな翼を広げ500mほど先にある、河辺の木にとまってこちらの様子を伺う、というやりとりが何度かつづきました。

すると、いきなりそのオジロワシがこちらへ向かって飛んできました。
何事かと、驚いていると、カラスに追われ逃げていました。

どうやらカラスのテリトリーにオジロワシが入ってしまったようです。(左下がカラスで右上がオジロワシです)
春から夏にかけては大半の野鳥は産卵の季節。カラスの巣も近くにあったのかもしれません。

体の大きなオジロワシも、このときのカラスの迫力には完敗。釧路川を遡るように飛び去っていきました。