ojiroオジロワシは、タカ目オジロワシ属に分類される鳥類で、釧路川周辺では、周年生息している個体も居て、北海道には、越冬しているオジロワシも多く、合わせると2000羽弱ほど個体が確認されています。

全長約90㎝ほどで、翼を広げると2mを遥かに超え体重は大きな個体で7㌔弱あり、幼鳥は褐色や黒褐色の羽毛で覆われていて、メスの方が比較的大きいです。

餌は、肉食で魚類・鳥類・哺乳類・動物の死骸などを食べていて、動く物に対しては急降下で襲いかかり、鋭い爪で獲物を掴み、そのまま巣に持ち帰ることも出来ます。

巣は木の枝などを組んで作っていて、3月~4月に2個程度卵を産みます。
約一月でヒナになり、ヒナから二月ほどで飛翔出来るようになり、生後約7年程度で成鳥となります。

1970年天然記念物に指定され、1993年に国内希少野生動植物種に指定されている貴重な鳥です。

良く「オオワシとの区別がつかない」と言われることが多いのですが、オオワシは黒の羽毛に覆われていてオジロワシは、褐色の羽毛に覆われています。